かなり登ります。かなり山の中入ります。よく電車通したなと感心してしまいました。それだけ需要があるんでしょうね。きっと。約1時間半で終点の極楽橋駅に到着。降りてから道なりに歩くとケーブルカーが接続していました。電車に乗る前はケーブルカーは有料なのかな?と思ってたのですがどうやら電車の一部のようです。無料でした。
頂上駅からバスで町の中心地に行きます。千手院橋バス停で下車し、歩いて金剛峰寺に行きました。
金剛峰寺はシンプルで派手さはありません。総本山ということでもっと豪勢なものかと思っていたのですが静かなたたずまいです。3・3・SUNフリーきっぷにはいろいろな施設の優待券が着いていて金剛峰寺も20%オフでした。参拝順路に従ってすすんでいくと新別殿という大きな広間でお茶を振る舞われました。お坊さんが一人いていろいろ話してくれました。金剛峰寺の少し先の大塔は夜にはライトアップされてるんだよと教えてくれました。大塔のライトアップを知らない人が多いようだが、せっかくだから行ってみなさいと教えてくれました。せっかくなので夜行ってみることに。
庭もなかなかいい感じです。綺麗に手入れされていて見ていて気持ちいいです。砂の模様はどっから手をつけるんだろうか?とつい考えてしまいます。最後は台所に出ました。お寺の台所始めてみました。しかも現役のようです。スイカが冷やしてありました。(写真取ったつもりで取らなかったみたい)この後もそうですが高野山では生活を感じる場面が多々ありました。おそらくお寺の跡取りなんでしょうか、坊主頭の高校生が歩いていたりとその辺も面白かったです。とりあえず近くの大塔によってから今夜の宿、福智院にへ向かいました。
福智院は高野山最大の宿坊だそうです。どこに泊まっていいかよくわからなかったので一番大きいという福智院に決めました。(決してホームページの精進料理の写真で決めたわけでは・・部屋の写真も綺麗ですよね。)若い修行僧さんが部屋まで案内してくれました。通された部屋は・・あら?ホームページの写真と違う・・まあ普通の旅館の部屋くらいでしょうか。やっぱり一番安い部屋だからと心を納得させました。福智院では部屋にカギは付いてないとのことです。まさか盗みをはたらく輩はいるまいとのことなんでしょう。貴重品はここの金庫に入れてくださいと棚を開けるとあれ?金庫がない・・貴重品はフロントに預けてくださいといった若い坊さんがちょっと可笑しかったです。
食事前に24時間入れる大浴場で疲れを癒します。ずいぶん立派です。下手な旅館なんかより立派でしょう。フロから上がってのんびりしていると修行僧が食事を運んでくれました。・・あら?ホームページの写真と違う・・確か写真は四膳だったような、お隣は三膳あったような・・やっぱり一番安い部屋にしたからでしょうか。こんな事なら奮発すればよかったと少し後悔したのはいうまでもありません。他の二人は十分満足してましたがホームページの写真の精進料理を期待してしまった僕はちょっとがっかりしちゃいました。内容は天ぷら、煮物、ごま豆腐、野菜だけの冷しゃぶ?、塩味のすりとろろ、吸い物、ご飯、漬け物。まあ、結構量もあっておいしかったです。次ぎ来たときは四膳のやつ食うぞと密かに心に誓った僕でした。
食事が終わると修行僧さんが布団を引いてくれます。ほんと旅館並みですね。テレビも付いてるし。金剛峰寺のお坊さんが教えてくれた大塔のライトアップを見に出かけました。
僕は朝の勤行に参加するつもりで宿坊に泊まったので早めに寝ました。みんなも疲れているので10時頃にはみんな寝ました。
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