船に自転車積んで久々の霞ヶ浦自転車道(06.02.12)

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行程:

(1)土浦京成マリーナからホワイトアイリス号に乗って潮来へ

(2)霞ヶ浦自転車道を北上して、道の駅「たまつくり」を目指す。ここで昼食。

(3)鹿島鉄道「玉造駅」から自転車ごと鉄道に乗って「常陸小川駅」下車。

(4)玉里村内自転車散策(中止)。バスに乗って土浦に戻る。

 

同僚Oが県の事業プログラムに参加することになったらしく、僕を誘ってきました。

それは土浦港から船(ホワイトアイリス号)に自転車を乗せて潮来に行き、

霞ヶ浦自転車道を走るというもの。

僕は前からこの船(ホワイトアイリス号)に乗ってみたかったので別にいいよと参加を決めました。

自転車がある人は持参、無い人はレンタルということだったので、

12月に引き続き、スペシャライズトHRを繰り出すことにしました。

当日、ちょっと早めに起きて準備をし集合場所に向かうと、my自転車は僕だけ・・

みんなレンタル自転車でした。

ホワイトアイリス号に自転車を積み込み、出発。

 

あれはカモメでいいのでしょうか。船の後ろをたくさんの鳥が追いかけてきます。

係の人が餌付けしてよと餌配ってたので放り投げると結構うまくキャッチします。

宮城の松島を思い出しました。

 

ホワイトアイリス号霞ヶ浦自転車道

 

さて、初めて霞ヶ浦を湖上から見るので天気もいいし景色を堪能しようと思っていたら

霞ヶ浦に詳しい人が霞ヶ浦のことや環境についてセミナーをします

というので仕方なく客室に入りました。

せっかくの風景が・・

 

 

霞ヶ浦自転車道土浦駅方面を望む
国民宿舎水郷付近国民宿舎水郷付近

↑ここよりずっと美浦寄りに自衛隊の秘密基地があるらしい・・(同僚O談)

 

この先生、確かに霞ヶ浦についてよく知っているようでよくしゃべります。

乾燥しているのか、乾いた咳を数秒ごとに挟みながら話しています。

この人風邪引いてなければいいけど・・

結局この先生は潮来に着くまで、しゃべっていました。

同僚Oが霞ヶ浦オタクだね、とぼそっと言いましたがいかにもと笑ってしまいました。

1時間ほどで潮来大橋のあたりに到着。

湖上から霞ヶ浦沿岸の風景を堪能するという願いはちょっとはずれてしまいましたが、

気を取り直して自転車を降ろします。

結構寒いです。

係の人がヘルメットを用意したのでかぶってくださいというので取りに行ったら、びっくり。

おいおい、現場作業用ヘルメットじゃないかよ・・

みんなでかぶりました。

MTBにドカヘル、変な集団のできあがりです・・

 

ホワイトアイリス号 霞ヶ浦自転車道 霞ヶ浦自転車道

 

10時頃、出発。

常陸利根川の右岸を北上します。

きれいに舗装されていて走りやすいです。

ただ、旧牛堀役場付近になると舗装がタイル張りになるので

ロードバイクだとちょっと気になるかもしれません。

途中階段もあるし。

 

 

霞ヶ浦自転車道北利根橋をくぐればその先は何度か走っているなじみのコース。

でもやっぱり直で自転車道には入れず少し走って左折します。

所々赤色で舗装され自転車道であることをアピールしてます。

僕的にはこの手の舗装は結局凸凹になってしまいそうなので

どうせならアスファルト舗装の方がいいんですが・・

歩く人もいるからということなんでしょうか。

 

おそれていたことが始まりました。

向かい風です。

しかも強いです。

当然、湖畔は遮るものが何もないのでもろに風を受けます。

爽快なサイクリングが一変、地獄のサイクリングの始まりでした。

旧麻生町に入ってまもなく、天王崎園地に着きました。

ここで一休みです。

というか、すでにばて気味。

公園の反対側に展望台のようなものがありました。

下はトイレです。

周りに高い建物がないから結構見晴らしが良さそうです。

で、上ってみて憤慨しました。

皆さんも上って確認してみてください。

たぶん、僕と同じように憤慨すると思いますよ?

いちいち確認に行けるか、という方はこちらでどうぞ

天王崎園地 霞ヶ浦自転車道←展望台のような建物

 

地獄のサイクリングが続きます。

強風、では表現が足りません。

強強風といった感じです。

一生懸命こいでいるのにサイクルコンピュータは10km/h以上出ないんです。

なかなかな坂道を上っている気分でしたね。

みんな、辟易していました。

 

地図では橋門と出ています。

湖に四角く飛び出した、ここは埋め立て地でしょうか。

前回来たときはこのコの字形の場所だけ未舗装でしたが、現在はきれいに舗装されています。

快適です、風さえなければ。

逆コの字の縦棒の部分はまさに地獄でした。

あまりの強風にみんな立ち止まり、少しでも風を避けようと

堤防を降りて、内地側のダートを走りました。

それでもえらい大変でしたが。

最後のコの字の上棒の部分に来たとき、もしやと堤防にあがると、そう、追い風でした。

風に対して体を大きく開き、帆のようにするとそれはもういい感じですーっと走っていきます。

短すぎる距離が恨めしいくらいです。

 

霞ヶ浦自転車道舗装された道 霞ヶ浦自転車道
吹きさらしの自転車道を断念した瞬間

霞ヶ浦自転車道
荒ぶる霞ヶ浦、結構怖いです。

 

ホントは所々休憩ポイントがあったようなんですがみんなてんでバラバラになってしました。

各人とりあえず道の駅を目指してね状態です。

ここらで同僚Oはずっと内地側を走るといってずっと奥の農道を走っていきました。

僕はできればこのまま霞ヶ浦自転車道をレポートしたかったのでもう少しがんばることにしました。

 

しかし、そんな決意もすぐ断念。

あまりの強風に僕も内地側の道を走ることにしました。

ちょうど五町田集落のあたりらしく、家と家の間を走ると風も少し収まりほっとします。

少し走ると八坂神社があったので休憩をかねて賽銭を上げました。

 

八坂神社神社のいわれを知りたい方はこちらでどうぞ

 

もう、無心に自転車を漕ぐのみ。

膝の裏の端っこが切れるように痛くなるほど一生懸命漕ぎました。

それでもスピード出ません。

最低は5km/hでした。

もう、早く着くことを願いつつ、黙々と漕ぎました。

道の駅「たまつくり」についたのは12時50分頃。

約22kmを3時間近くかけて走ったことになります。

信じられない。

1時頃にはみんなそろい、ここにあるレストランで昼食です。

玉水園だったかな?

店に入りおのおの注文します。

僕はカツカレーを頼みました。

しかし、次は鉄道に乗らなければ行けません。

1時47分です。

これを逃すと3時15分だそうです・・

玉造駅までは1kmあるというので、この向かい風だから結構かかるでしょう。

料理が出てくるまで20分くらいかかったため、5分くらいで掻き込みました。

元々食べるのが遅い僕は半分しか食べられませんでした・・

みんな急いで駅に向かい、着いたときにはちょうど汽車が到着したところでした。

 

 

鹿島鉄道 鹿島鉄道

 

話を聞くと鹿島鉄道は自転車を

そのまま乗せていいそうです。

でも・・ごらんの通り、はっきり言ってじゃまです。

まあ、1両しかないのに自転車10台近く乗せれば

狭くもなるか・・

15分ほど汽車に揺られて常陸小川駅で下車。

 

結局玉里見物は中止。

誰も自転車乗る気力がありませんでした。

ここからバスで土浦に戻ります。

ここで、問題が・・

そう、自転車を持ってきたのは僕だけ。

みんなここでレンタサイクルを返してしまったんです。

最初から、小川で乗り捨てるよといってくれれば僕もレンタサイクルにしたのに・・

まあ、1台なら乗せられるということで無事バスに乗ることができ、帰路につきました。

バスに乗れてよかった・・

もうちょっとであの強風の中自転車で帰らなきゃ行けない羽目になるところでした。

 

こんなに大変なサイクリングになるとは思いませんでした。

久々のサイクリングは厳しかったです。

明日がちょっと怖いです。(筋肉痛)

明後日だったら気分が落ち込みそうです。

 

去年は全然自転車乗らなかったので、今年はいっぱい乗りたいですね。

 
 

 


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